今回は2020年にマンチェスター・シティから加入したレロイ・サネ選手の紹介になります。
この記事ではサネのバイエルンでの経歴・プロフィール・プレースタイルと、最後に移籍の噂やバイエルンファン目線での今後について触れていきますのでお付き合いください。
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この記事でわかる主な項目はこちら
- 得意エリアとバイエルンでの役割
- プレースタイルや特徴
- 期待することや移籍の可能性
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プロフィール
基本情報
『ウィキペディア(Wikipedia)』
国籍 ドイツ
フランス
セネガル生年月日 1996年1月11日
出身 エッセン 身長 183cm 体重 80kg 利き足 左 前所属 マンチェスターシティ
プレーエリア
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得意なプレーエリアは主に両ウイングやトップ下と2列目を全体的に得意とするサネですが、バイエルンでの移籍1年目は主に右に配置される事が多く思ったようなパフォーマンスは発揮できませんでした。
改善が見えたのはやはり得意なプレーエリアの左に位置するようになったり、より中央でボールを受けるようになってからサネの強みが生きるようになったのかなと思います。
それを可能にしているのがバイエルンではサイドバックがかなり高い位置をとるので、サネはより中央でプレー出来てボールの引き取り役などを担うようになりました。
プレースタイル
サネのプレースタイルはバイエルンに来てから大きく変わったと思っております。
元々は左のウイングを主戦場としており、ストライドの長いドリブルで相手のディフェンダーを2枚、3枚とかわしてアシスト、シュートをするのが特徴な選手でした。
ただ、現在のバイエルンではボールを受ける位置が中央になりワンツーパスで突破をしたり強烈なミドルシュートを浴びせたりと役割が少し変わってきている印象を受けます。
元々スピードのある選手なのでサイドの方が活きると思ってましたが、パスもドリブルもハイスピードで相手のブロックが遅れると強烈なミドルシュートが打てるサネについては、解説に入った風間監督にも対策が難しい全て揃った選手と言わせるほどの能力を持っていますね。
急降下する強烈なミドルシュート
まず1個目の特徴としてサネのシュートに注目をしてほしいのですが、流れの中でのミドルシュートもフリーキックからのシュートもかなり威力があり急降下するのでキーパーからしたら地獄のようなボールを放ちます。
この急降下するボールがなぜ地獄のようなボールかと言うと、シュートを防ぐ際にキーパーが基本的にボールを弾くしかないからです。
また、このスピードが速くて落ちるボールは弾く位置のコントロールが難しく、キーパーはどうしても自分の少し前にボールを弾くしかなくなるので相手の選手からしたら絶好の狙い所になります。
キーパーが処理しにくい悪魔のシュートを放てる事が1つ目の特徴になります。
ハイスピード状態でのパス、ドリブル
2つ目がこのハイスピード状態でのパスやドリブルが可能な事です。
元々快速アタッカーとしても有名なサネなのでトップスピードでのドリブルは得意でしたが、凄いのはそれに加えてコンビネーションパスもサネの場合はスピード感があります。
何故そこまでのスピード感が出るかと言うとパスのボールスピードが圧倒的に速いからですね。
よくサッカー選手において最強の要素の一つにインサイドキックで速い球が蹴れることが上がりますが、元々精度を重視したインサイドキックが速いと言うことはそれだけ相手からしたら対応が難しいと言うことになります。
特に対峙するディフェンダーはパススピードについていくのも大変ですが、パス、ドリブル、シュートの全ての選択肢に柔軟に対応しないといけないので本当に対策が難しいと思いますね。
まとめ
いかがだったでしょうか。まとめるとサネの特徴はこちら
- 急降下する悪魔のシュートが打てる
- ハイスピードなパスやドリブルで突破ができる
- トップ下付近に配置することで攻撃の選択肢が無数に広がった
バイエルンとは2025年までの契約を結んでいます。一時期はサポーターからブーイングを受けたりと中々自分の居場所が見つからなかったサネですが、ナーゲルスマン体制になってからの戦術変更により見事にフィットしているので今後も契約の延長が見込まれますね。
バイエルンとしての今後は、移籍当時から目立つ中盤での不用意なボールロストが減ってきて守備にもかなり精力的な姿が増えたので移籍時の懸念点はかなり払拭されてきたと思います。
また、ウイングに配置しつつ中央でプレーができるタイプはデイビスとの連携面を考えると不可欠なのかなと思うので今後もバイエルンのこの戦術で輝いてほしいですね。
特に私個人としても中央でチャンスメイクするサネが好きなので永くバイエルンの10番を背負って欲しいです。
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