今回は2021年にライプツィヒから加入したダヨ・ウパメカノ選手の紹介になります。
この記事ではそんなウパメカノのバイエルンでの経歴・プロフィール・プレースタイルと、最後に移籍の噂やバイエルンファン目線での今後について触れていきますのでお付き合いください。
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プロフィール
基本情報
『ウィキペディア(Wikipedia)』
国籍 フランス
ギニアビサウ生年月日 1998年10月27日
出身 エヴルー 身長 186cm 体重 79kg 利き足 右 前所属 ライプツィヒ
プレーエリア
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ウパメカノのプレーエリアはご覧の通りセンターバックになります。
バイエルンではリュカ・エルナンデスとコンビを組む事が多く右側のセンターバックを担当する事が多いです。 リュカ・エルナンデスの特徴やプレースタイルはこちら
フランス代表には2020年から選出されておりレギュラー定着のために奮闘しています。
プレースタイル
まずウパメカノの最大のストロングポイントとしては、やはりパワーとスピードを兼ね備えた対人能力が上げられると思います。
ライプツィヒ時代では3バックの真ん中を務めておりそのスピードを活かした守備範囲の広さ、パワーとアスリート能力を活かした対人能力で幾度となく相手のチャンスを潰してきました。
また、バイエルン移籍2年目でビルドアップ能力にも磨きが掛かり不用意なミスが減り頼れるディフェンスリーダーとしての覚醒を見せております。
どのタイプの選手にも適応ができる対人能力
まずセンターバックというポジションは相手の攻撃スタイルに合わせ、対応を変えないといけないので様々な能力を求められます。
フランス代表を例に取ると、エムバペ選手のようなスピードを武器にしたアタッカーがいたり、ジルー選手のような190cm越えの長身アタッカーがいたりと様々な相手と対面することになります。
なので速さについていくスピード、当たり負けないパワーが守備時に求められるので、そのどちらも高水準で備えているウパメカノがその時点でどれだけセンターバックとして貴重かがわかりますね。
近年のバイエルンディフェンスラインではスピード不足を囁かれる事もありましたが、その不安も完全に払拭しました。
全選手の中でもトップレベルの縦への推進力
次にセンターバックに求められるのが前線にボールを運ぶビルドアップ能力です。
チームのスタイルにもよりますが、バイエルンはキーパーからのボールを前に蹴り飛ばさずにディフェンスから繋ぐことが多いチームです。
なのでパス能力や前に運ぶ能力が合わせて求められるのですが、元々このパス能力はそこまで武器にしている選手ではなく、前進の際は高いアスリート能力を活かしたドリブルでの持ち上がりが多い選手でした。
もちろんドリブルでの前進も武器にはなりますが、蹴ったボールより早く動くことはできないのでバイエルンでの成功は縦パス、ロングパスの精度が鍵を握るなと思っていたのですが、なんと2年目でしっかりと適用し全フィールドプレイヤーの中でトップの縦パス成功率を誇っております。(キーパーを含む2022年の縦パス成功率でトップの数値を出していました)
まとめ
いかがだったでしょうか。まとめるとウパメカノの特徴はこちら
- どのタイプの選手が相手でも対応可能な対人力
- スピード、パワーにテクニックが身に付いた
- 縦への推進力が非常に高い
2021年の加入時に2026年までの締結を結んだウパメカノですが、現在はバイエルンで充実した時を過ごしているようです。
ナーゲルスマン監督からも高い信頼を得ており、ほとんどの試合でスタメン起用をされているので移籍の噂や不満はないと思います。
バイエルンでの今後としては、プレーの幅も広がりバイエルンで求められるビルドアップ能力も絶賛向上中なのでしばらくは守備の要として起用されると思います。
まだ統率できるディフェンスリーダーというよりは個の能力が高いプレーヤーの印象なので国を背負ったりクラブを背負うにはその辺りが今後の課題になるかと思いますね。
特に抜けたアラバのようにたくさん声出しをしてリーダーシップをとって欲しいです。
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