今回は2019年にカナダのバンクーバー・ホワイトキャップスから加入したアルフォンソ・デイヴィス選手の紹介になります。
元々ウイングを主戦場としていたデイヴィスですが、当時バイエルンを率いていたハンジ・フリック監督によりサイドバックにコンバートされ、スタメンに定着していきます。
今や攻撃でも守備でも必要不可欠なデイヴィスの特徴を紹介していきたいと思います。
主にバイエルンでの経歴・プロフィール・プレースタイルと、最後に移籍の噂やバイエルンファン目線での今後について触れていきますのでお付き合いください。
ブンデスリーガではアルフォンソ・デイヴィスの活躍をリアルタイムで観戦できます!
プロフィール
基本情報
『ウィキペディア(Wikipedia)』
国籍 リベリア
カナダ生年月日 2000年11月2日
出身 ガーナ・ブドゥブラム 身長 183cm 体重 75kg 利き足 左 前所属 バンクーバー・ホワイトキャップス
プレーエリア
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得意なプレーエリアは左のラインは全てプレーすることが可能ですね。
バイエルンではサイドバックにコンバートされていますが、カナダ代表では依然として攻撃のポジションで活躍をしているのでこのエリアならどこでも遜色なくプレーすることが出来るでしょう。
プレースタイル
デイヴィスのプレーで最大の特徴はやはりそのスピードです。
ブンデスリーガ全体でも1, 2位を争うその瞬足はトップスピードに入るまでの加速の速さが個人的には驚異的だと感じています。
バイエルンではサイドバックに配置される事で、そのスピードを守備でも攻撃でも最大に活かせるようになっているのが強みですね。
元々ウイングをやっていたのも強みにして、長い距離の攻撃参加でも1人で2、3人を抜いてアシストする姿をよく見せています。
スピードを活かした攻撃における違い
デイヴィスが攻撃で違いを作れるポイントとしてはそのポジショニングが1番大きいと思っています。
他チームの基本的な攻撃力のあるサイドバックといっても、同サイドの味方がボールを持っている際に外を回るオーバーラップをすることが多いと思うのですが、デイヴィスの場合は最初からサイドハーフやウイングくらいのポジションを立ち位置にしていることが多いです。
それを可能にしているのがこのスピードで、仮に途中でボールを失っても本来の守備ポジションまで簡単に戻れてしまうから最初から高い位置で準備することが可能なんだと思っています。
デイヴィスが高い位置をとれることによってバイエルンのサイドアタッカーは少し中に寄ってプレーすることが出来るので、ナーゲルスマン監督がやりたい幅を使わないスタイルに必要なピースになっていますね。
スピードを活かした守備における違い
デイヴィスが担当するサイドバックというポジションは対峙する相手が基本的にドリブラーであったり足が速かったりすることが多いです。なので守備時においてもスピードが速い方が有利に対面することが出来るのでデイヴィスに関しては不利な対面になることがほとんどありません。
過去に苦戦したタイプとしてはパリ・サンジェルマン戦で対面したディマリアに対しては対応がうまく出来ていなかったので、単純にスピードだけの世界ではないですが私が観た中でも苦戦していたのはディマリアくらいだったのでほとんどのアタッカーをストップできるスピードを持っていると思っています。
また、バイエルンの失点で特に多かったパターンとしてカウンターがあげられると思うのですが、タウンターのピンチの際にも圧倒的なスピードを活かして帰陣して防ぐ姿を何度も見てきたので相手のカウンターより速い走力が守備時の違いを生んでいますね!
まとめ
いかがだったでしょうか。まとめるとデイヴィスの特徴はこちら
- スピードがあるが故に高い位置へポジショニングできる
- 守備時に不利な対面になることがほとんどない
- 攻撃参加回数とアシスト能力の高さ
現在は25年までは契約があるデイヴィスですが、既にレアル・マドリードの候補リストに入っている噂は出ているらしいですね。流石にこれだけ攻撃力のあるサイドバックはどのチームでも欲しいはずなので、候補に入っているくらいなんら不思議ではありませんね。
バイエルンとしては攻撃の回数が多いチームであるので攻撃力のあるデイヴィスの存在というのは本当に貴重で是が非でも手放したくはないので、移籍に関してはしばらく実現しないのではないかなと思っています。
カナダ代表として悲願のワールドカップにも参加するデイヴィスには今後も期待がかかります!
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