今回は2017年にユヴェントスから加入したキングスレイ・コマン選手の紹介になります。
正式には2015年にレンタルでバイエルンに移籍しそのまま買取OPを行使し2017年に正式にバイエルンの一員になりました。
とにかく縦に速いドリブルを武器に果敢に挑んでいくシーンが多かったコマンですが、バイエルン加入でプレーに幅が出たので縦一辺倒の時より脅威的なアタッカーへと育っていったコマンの特徴を紹介したいと思います。
主にバイエルンでの経歴・プロフィール・プレースタイルと、最後に移籍の噂やバイエルンファン目線での今後について触れていきますのでお付き合いください。
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プロフィール
基本情報
『ウィキペディア(Wikipedia)』
国籍 フランス
ギニア生年月日 1996年6月13日
出身 パリ 身長 179cm 体重 75kg 利き足 右 前所属 ユヴェントス
プレーエリア
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コマンのプレーエリアは主にサイドエリアになります。
フランス代表でもバイエルンでも一時的にウイングバックをやったりサイドハーフもやっていたので、多少低めの位置でもプレーは可能ですが、1番強みを活かせるのが両ウイングです。
プレースタイル
コマンの特徴はやはりスピードとドリブルなんですが、他のスピードのあるドリブラーとの違いは初速と切り返しにあると思っています。
コマンはとにかく初速が早く対峙したディフェンスを一瞬で引き離したり置き去りにします。
また、トップスピードのまま深い切り返しをする事が出来るので切り返しを予測しているか、余力を残してコマンより速く走れるかを可能にしない限り守備側の対応は困難になりますね。
対応の難しい縦への突破力
コマンのプレースタイルは主にこの縦への突破です。その突破力に切り返しが組み合わさって対峙するディフェンダーを完全に抜いた状態でフィニッシュやアシストをする事ができます。
ウインガーとしては攻撃の局面で相手を置き去りにできる、抜けると言うことは守備側に2人以上の対応を必要とさせる事が多いので、もちろん中央の味方にフリーの選手を増やす事ができます。
そして抜き切って余裕の状態でフリーの味方にアシストできるのがコマンの最大の特徴になります。
選択肢が増えた事でプレーの幅が広がった
2点目はこの選択肢が増えた点なのですが、1点目のストロングポイントとしてあげた縦への突破はもちろん最大の武器でコマンがボールを持った時はほとんどが縦への仕掛けになっていました。
しかし、近年の活躍を見るとコマンにはカットインからのシュートやチョイ抜きしてクロスなど圧倒的にプレーの選択肢が増えています。
このプレーの選択肢が増えると言うことはより縦への突破が活きると言うことになります。なぜなら常に縦を警戒しているディフェンダーは中へのカットインもクロスも警戒しないといけないので、一瞬のスピードで引き剥がせるコマンからしたら相手に戸惑いを与える事ができる時点で十分すぎる時間ができるわけですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。まとめるとコマンの特徴はこちら
- 一瞬のスピードでディフェンスを置き去りにできる
- トップスピードからの深い切り返し
- 選択肢が増えたことにより縦への脅威が増した
現在27年シーズンまでは契約を延長したコマンは、これといった移籍の噂は出ていませんでした。
バイエルンでの今後としては、ポジション争いの激しいウイング陣でも抜群の突破力を持っているコマンはリーグ優勝請負人であったり大一番でも物怖じせず結果を残して来ましたので、このまま継続して優勝記録を伸ばしてほしいですね。
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